FC lights:サッカーサークル「FC lights」のコーチにインタビューしました!

今回は、主栄光教会に通うメンバーが運営するサッカーサークル「FC lights」のコーチとして活躍されている、けにさんにお話を伺いました。

小学生からサッカーを始め、中学時代には全国大会や北信越大会に出場。高校時代には国体選手に選出されたり、3年連続で全国大会に出場するなど、「一度始めたら最後まで」という精神を大切にしながら、サッカーを通して自身を磨き続けてこられました。
そんなけにさんに、教会活動におけるサッカーの魅力について語っていただきました。

―FC lightsの始まりを教えてください。

大学3年生の時に、他の教会でサッカーを通して人材育成をされている社会人の方と出会ったのがきっかけですね。そこで学んだサッカーの理念や考え方を自分が通っている教会でも実践してみようと思って、今のFC lightsを作ったのがきっかけです。”lights”には、サッカーを通して心が輝く、新しい自分を発見する、という願いをこめています。

―素敵なコンセプトですね。そのために、FC lightsで何か大切にしていることはありますか?

一般的なスポーツは、勝敗や結果が重視されがちだと思うのですが、FC lightsでは「挑戦する姿勢」や「お互いを認め合うこと」を大切にしています。
僕自身も、高校・大学時代はプレーを楽しむというよりかは、どこか「怒られないように」「ミスしないように」と周りの評価を気にしながらプレーしていました。上に挑戦していく楽しさはありましたけど、罵声や心無い言葉が飛んでくることも多くて・・・。教会のサッカーに参加するようになって、ミスをしても周りが前向きな声掛けをしてくれたり、「もっと積極的にシュートを打っていいよ」と背中を押してくれたりする環境の価値を実感しています。伸び伸びと挑戦できる場所があることは、本当に大きいですね。

―なるほど。私も何度か教会のサッカーに参加したことがありますが、未経験者でも安心して楽しめるのは、そうした温かい環境があるからなのですね。

そうですね。教会のサッカーをする中で教えてもらった言葉で、特に印象に残っているのが「勝っても負けても嬉しい」という言葉です。勝敗ではなく、自分自身が全力を尽くしたか、何か成長できたかを大事にしているので、終わった後はいつも皆が笑顔なんです。神様は1人ひとりの挑戦する心や、その過程を1番喜んでくださるので、結果だけに捉われないプレーが出来ます。そういう環境は、なかなか無いと思いますね。

―プレーが終わった後に、いつも全員が笑顔で終わる!素晴らしいですね。
実際にFC lightsのコーチとしても活躍されていますが、コーチとしての立場で何か意識されていることはありますか?

まず大切にしているのは、「ケガをしない、させないこと」です。それは身体的なケガだけではなく、言葉による傷や心の面も含めています。経験者と未経験者が一緒にプレーをすることもあるので、身体的な安全はもちろんですが、みんなが気持ちよくプレーできるような環境づくりを心掛けています。
また、「誰かの成長につながる一言を伝えること」も意識しています。以前サッカーをした際、地面がとても滑りやすく、思うようにプレー出来なかった子がいて、途中で「今日はもうダメだな、プレーできない」と諦めてしまったことがありました。そのときに、「できないこと」ではなく、「その状況の中で自分にできることは何か」を考えられるような声掛けをしたんです。そうしたら、その子の目の色が変わって、プレーも大きく変わったという体験をしました。そういう声掛けを通して、相手の考えや行動が変化する様子を見るのはとても楽しいですね。
僕はもともと内気な性格で、キャプテンやリーダーの経験はほとんどなかったのですが、FC lightsの活動を通して日々育ててもらっていますし、そこで学んだことが職場や日常生活の中でも生かされていると感じています。

―言葉一つで誰かの行動や考えが変わるというのは、本当にすごいことだと思います。
 他にも、日常生活の中で生かされていると感じる場面はありますか?

「できる」という前向きな気持ちを持つ大切さも、サッカーを通して教えてもらいました。
サッカーでは、「ボールを取られそうだな」と不安な気持ちでプレーしていると、本当に相手に取られてしまうことがありますし、反対に「できる」と信じてプレーするだけで、プレーの質が大きく変わることもあります。それって日常生活にも通じることだと思うんですよね。
まだ起きてもいないことや、目の前にある大きなプロジェクトに対して「難しそうだ」「自分にはできないかもしれない」と考えるより、まずは「できる」と前向きに捉えて一歩踏み出してみることを大切にしています。

―プレーと日常がここまで繋がっているとは、サッカーも奥が深いスポーツですね。
そういえば、去年はFC lights主催で、「平和」や「復興」をテーマにしたイベントも開催されていましたよね。

はい。2025年の8月には、中部地方を中心に新潟で平和をテーマとした「和あるどカップ」を開催しました。また、同年10月には北陸地方を中心に富山で復興をテーマにしたサッカー大会も行いました。参加された方からは、「みんながプレーする姿を見て、平和ってこういうことなんだなと思った」という感想もいただきました。他にもダンスのハーフタイムショーや食事でのおもてなしなど、それぞれの個性や得意なことが生かされる時間になりました。

―私も石川のサッカー大会に参加させていただきましたが、老若男女を問わず、みんながサッカーを通して1つになる体験がとても印象に残っています。

ありがとうございます。スポーツを通して純粋に相手を尊重する心を育てたり、比較ではなく相手を認め合う文化を、このFC lightsの活動を通してさらに広げていけたらいいなと思っています。

―技術だけではなく、内面や人間性もサッカーを通して磨かれているのですね。最後になりますが、けにさんにとってのサッカーの魅力とは?

なんだか、某番組の特集みたいですね(笑)
僕にとってのサッカーの魅力は、「みんなで繋げて取る1点」です。
以前、中四国で行われたサッカー大会に参加した際に、相手に追い込まれている苦しい状況の中で、試合終了間際にチーム全員がボールに触りながらゴールを決めたことがありました。そのように、一人の力ではなく、“チーム全員がプレーに関わりながら1点を生み出す” 瞬間が本当に好きです。

―まさに「勝っても負けても嬉しい」を象徴するような出来事ですね。
勝敗を超えて、お互いを認め合いながら共に成長していくFC lightsの魅力を存分に感じることができました。
これからもFC lightsの活動を通して、たくさんの笑顔と平和の光が広がっていくことを願っています!
今回は貴重なお話をありがとうございました~!

コーチを経験する中で、リーダーシップを発揮して
前に進んでいく力が磨かれたという。
苦しい状況や困難を乗り越えた先に与えられる「1点」は、まるで
天からの「プレゼント」のように感じられる、と語るけにさん。

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